どうしてぼくはこんなところに

冷静と情熱の間で彷徨う人の雑記ブログ

フェアトレードの不都合な真実を見よ!「Unfair Trade」

Unfair Trade: The shocking truth behind ‘ethical’ business 作者: Conor Woodman 出版社/メーカー: Cornerstone Digital 発売日: 2012/02/23 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る いま、それなりの大きな企業には社会貢献というか、要はCSR活…

華やかさとは無縁の世界で自分の承認欲求と折り合いをつける

先日、とある懇親会で同世代の営業職の人から、ただの愚痴なんですけどね、と付け加えつつ、営業ってバカにならないといけないときってあるじゃないですかという話を始めた。

(知財)中国では商標より著作権の方が包括的で強い!

前回からしばらく時間が空いてしまいましたが、ぼちぼち知財関連の話題もブログに書いていこうと思います。如何せん秘密の多いところですが、出せるところはだしていこうと思います。

定番の士林夜市より基隆廟口夜市に行くのが正解!@台湾

台湾といえば露店、屋台、食べ歩きみたいなイメージがあって、台北だと士林夜市(Shilin Yeshi) が定番でとりあえず行っておくみたいなところがある。けれど、実際に行ってみるとこれが絶妙におもしろくない。

台北で暮らすとこんな週末を過ごすんだろうな@華山1914

今年から仕事で台湾エリアの責任者になった。早い話が出張に上司がついて来なくなった。これはつまり、ぼくの自由度が格段に上がったということだ。

ぼくがわざわざ台北の日系古民家カフェに行ったわけ@青田七六

なんで日本人なのにここに来ようと思ったの? 至極もっともな疑問だな、と思った。

台北の夜、ぼくはついに不思議に招かれる

今宵は夜市が開かれる。 10年ほど前、そういう書き出しから始まる怪しさを孕んだ不思議な小説を読んだ。 たしか、恒川光太郎の夜市だと思うのだけど、妖怪の類いが好きなぼくはその書き出しを今でも覚えている。今それを思い出したのは、ここでの情景の雰囲…

営業という仕事は世間から軽んじられている!「なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?」

なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか? 作者: フィリップデルヴスブロートン 出版社/メーカー: プレジデント社 発売日: 2013/08/31 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 人生の早い段階で営業の仕事を経験しておきたい。 …

母さん、ざんねんだけどぼくはド田舎の地元に戻る気はないよ

地方出身者の多くがそうであるように、年末ぼくも人がごった返す新幹線に乗って帰省した。

Let the world change you, and you can change the world―褒められたことが強み?―

しばらく前のことになってしまうんだけれどTwitterのTLに、その人にとっての本当の強み、他人には簡単に真似出来ない強みっていうのは、本人にとってはできて当然、当たり前過ぎて気にも留めないことで、それを強みだと指摘されても当たり前すぎてピンとこな…

2018年、今年の抱負

明けましておめでとうございます。

真冬の高尾山、凍えながら日の出を待つ徹夜旅

12月某日、ぼくは終電間際の新宿で人を待っていた。 絶え間ない洪水のような人混みの中で予定時刻を10分ばかり過ぎたころにようやく、小柄な「えーまじー」が口癖のシンガポール人を見つけた。

わざわざしんどいことをやるのは何もドMだからってわけじゃない

ぼくはインドア派で運動もジムで効率よく筋肉をイジメるタイプだけれど、実は登山も好きで神戸に住んでたときは六甲山によく登っていた。

「思ったより寒くない!ねぇ、なんで君らは着物を普段から着ないわけ?」への返事が難しかった

もうずいぶん前になるけれど、オランダ人の友人に着物を着せて京都を案内した時に何気なく純粋に尋ねられた。

いつか悩み相談をされたときに話したいアナロジーをひとつ

よく「ちょっと相談にのってくれませんか」と言われる人がいる。 正直かなり憧れている。ぼくも良き相談相手として結構うまくやれる気がしているから。 けれどざんねんながら、期せずして単独行動が多いぼくには友だちが少なければ、頼ってくる後輩なんての…

2017年の俺、40点。今年の総括と来年に向けて

気づけばアッという間に12月で2017年も終わろうとしている。 今年の始めに掲げた抱負の結果は、タイトルで40点としてる通り良くない。半分以下なわけだからできていないことの方が多い。

君はさ、ほんとは何人に生まれてきたかった?ざんねんだけどぼくは他の人生を想像できなかったよ

ぼくは英語も満足に話せないアラサーで劣等感の塊なもんで、英語ペラペラな上に中国語やスペイン語、フランス語が堪能なんていう国連公用語の2つをマスターしてる人を心底羨ましく思っているし、妬ましくすら思っている。

(ようやく)知財ブログ始めます-第1話そもそも知財とは-

最近、企業がテックブログをやることのメリット10。また、懸念の解消法 というブログ記事を読んでなるほどなーと思ったので、ぼくは企業でもエンジニアでもないけれど、自分のスキルアップと長期の流入を期待してぼくの本業の知財についての記事を定期的にア…

ノースキルの外国人が日本で安定した職に就くまでの苦労に思わず涙した

今からちょうど6年ほど前、当時ぼくが入り浸っていた神戸のカフェで、ラージという30過ぎのインド人と出会った。

アートは各々の欲望に訴える

アートとはなんだろうか、みたいな禅問答はそれこそ昔からいろんなアーティストがやってきていて、美しくないとアートじゃないのかとか、いろいろな挑戦がなされているけれど、その時々のトレンドはあっても答えはないものだと思っている。

台湾で英語か日本語で話すと5割増しでモテるけど、中国語だとモテない現象には理由があった!

台湾で台湾人とコミュニケーションを取る際、英語か日本語だと好意的に対応してくれることが多い。それで、もっと仲良くなりたいと中国語をそれなりに覚え、仲良くなった人とコミュニケーションを取ろうとすると、少しではあるけれどどこかよそよそしく感じ…

持たざる者から見た経済史。勝者総取り時代の現在地「エコノミックス」

エコノミックス――マンガで読む経済の歴史 作者: マイケル・グッドウィン,ダン・E・バー,脇山美伸 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2017/03/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る マンガだからと言って侮ることなかれ。350年…

ぼくの人生に多大な影響を及ぼした神戸と李さんについて

メジャーリーガーのイチローは出身は愛知県だけどオリックス時代を過ごした神戸をとても大事に思っているらしい。 今ある僕の人格だとか性格だとか考え方というのは、ほとんど神戸で作られたものなんです。一番何かを感じて成長する時期に、神戸にいた。出身…

What Am I Doing Here? どうしてぼくはこんなところに

ぼくは、いろんなところに行っていろんなものを自分の目で見たい、体験したいという欲望を持っている。加えて、ぼくは人生に刺激を求めている。

「いいなあ、俺も外国人の友だち欲しいわ」問題について

タイトル通りで、これわりとよく言われるんだけど結構嫌いだ。いや、かなり嫌いである。うんざりする。こういうこと言うの、たいてい退屈な人だから。おもしろい人だからとか有名人だからお近づきになりたいとかじゃなくて、「外国人の友だちがいる俺/私、ス…

小忙しい現代で小説世界に没入したっぷり余韻に浸る時間を過ごすという贅沢!

秋の夜長に…なんてことはまったくないんだけど、ぼくは年に何度か無性に小説を読みたくなるときっていうのがある。まさに今、そういう時期の真っ只中にいるわけなんだけど、考えてみるとこれは物凄く贅沢な時間だ。こんなこと労働階級のぼくには許されてはい…

誰にも頼らない自立はかっこいいね、ところで誰かポール・オースターを知らない?

20歳そこそこの頃、ぼくはとにかく早く自立したかった。 自立という意味厳格に、誰にも頼らず自分の力だけで人生を切り開いていきたかった。 20歳そこそこの頃、ぼくはなんだって1人できると思っていた。

フットワークの軽さとそれを阻むもの

何歳になってもフットワークの軽い人でありたいと思っている。現実のぼくはキラキラしてないスーパーインドア派で、気乗りしなければすぐ「今忙しいんで」ってそっけない態度と取りがちなんだけど。

「インド行ったら人生観変わるって言いますよね」って言われるのが嫌いだ

ぼくの初海外は21歳の秋、インドだった。それまで1人で飛行機に乗ったこともなければ、英語もまともに喋れないなかで、乗り換えありの、トランジットもありの1人飛行機で、正直、事前に想定してたより困った。いや、正しい路線かどうかの確証が持てずどきど…

起きて半畳、寝て一畳。これはストイックでもなんでもない。

ぼくは常々合理的でありたいと思っている。 やりたいことが多いから、できる限りムダを省きたい。できれば好きなことだけやっていたい。やりたくないことは減らしたい。最適化したい。