情報は毎年アップデートしてるんですけど、元々2年前に自分の経験をそのまま書いた記事にいまだに結構なアクセスがあります。
行政書士試験の合格体験記の記事ですね。どんな教材を使って、どんなふうに勉強していたのか、当時どう感じていたのかを丁寧に時間をかけて書きました。
このブログのメインコンテンツとなってます。
今日言いたいことはタイトル通りで、副業で士業を狙う人が多いのかもしれないなと思いました。
ネットの世界では、士業はオワコンだ、資格に頼るのはダメだみたいな声が大きく聞こえてくるんですけど、やっぱりそれはノイジーマイノリティなのかもしれません。でないとそれなりのアクセスがあることの説明ができないですから。
多くの人の役立っているようなので、読まれるというのは単純にうれしいです。
なんのスキルもない人が副業でなにか始めるための「なにか」って早々アイデアがでるわけでもないですし、なにか権威性のようなものは欲しいですから。その方が活動しやすいですし、士業って国家資格ですし、きちんとしてるイメージがありますから士業ブランドは強いのでしょう。
ぼくもその権威性を利用したうちの1人ですし。
法律系のエントリー資格みたいなことを言われる行政書士、ぼくも取得当時はこの資格を使ってどうこうってあまり考えてなかったんですが、最近、猪瀬さんのこちらのnoteを読みまして、今まさに行政書士が求められているなと思いました。
内容は日本に障害者が合計940万人いる、この人たちがどう就労するのか、どう生きがいをもって働き、どれだけ納税者の側に移行できるのかきちんと向き合わないといけないというもの。
これ、行政書士の勉強をしてるときから、成年後見業務の重要性を説かれ始めていたことそのものなんじゃないかと。
いまはぼくが当時勉強していたころと違い、地方創生とか、まちづくりが盛んです。成年後見業務から入って、コミュニティづくりに取り組むことができるんじゃないかと思いました。その課題に取り組むことは非常にやりがいがありますし、ともすればボランティアになりがちなまちづくりにおいて、成年後見という行政書士業務からの収入があるのは継続的な活動をする上で非常に大きいです。そしてコミュニティに深く入っていくことで、新たな人たちと出会い、「まちの法律家」としてのポジションも築けるのではないかと。真摯にコミュニティの課題と向き合うことで自分の行政書士としてのブランドも築けるのではないかと思います。
ここまでくれば、もう副業や週末行政書士というだけではなく、本業になるかもしれません。
打算的に聞こえるかもしれませんが、継続的に意欲的に働くためにはなにかしら報酬は必要です。そして、多くの人は声にこそださないものの、周囲の人たちから尊敬されたいと思っています。尊敬されるとやりがいも感じるでしょう。
このあたりが士業の根強い人気なんじゃないかなと、そして副業ブームにも支えられているんじゃないかと、手に職として評価されているんじゃないかと思います。国家資格として歴史がありますし、社会的信用は高いですから。
全然間違っていないと思います。ぼくは今でもそう思っていますから。