どうしてぼくはこんなところに

冷静と情熱の間で彷徨う人の雑記ブログ

Seemの使い方とLookとの違い

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「なんか良さげだねー」みたいなニュアンスのことを英語で言おうとすると、Sounds nice、Feels nice、Seems nice、Looks niceなんて言ったりします。

それぞれ聞いた感じ、精神的とか肉体的な感じ、見た目の印象、実際見たことに関していう場合という使い分けがあります。

 

その中で今日は、タイトル通りSeemとLookとの違いとSeemの使い方を簡単にまとめました。

SeemとLookの違い

Seem…人や物の質や状態などの印象をいうときに使う。なので話しての主観が入る。優しそう、疲れてそう。You seem stressed.  You seem indifferent.(興味なさそう)

 

Look… 実際に目で見ることができることについて話すときに使う。見てすぐわかる物事が対象。気分悪そう、雨降りそう。You look angry. You look confused.(困惑してる)

 

Seemの使い方とニュアンス

例文
He seemed to know all about influenza.(彼はインフルエンザのすべてを知っているようだ)

It を主語にして書き換えると、

It seemed that he knew all about influenza.

seem to do のかたちを取る場合、doは状態動詞。動作動詞は基本的にこない。

例外は反復や習慣を表すケース。

例)Meg seems to go to church on Sundays.(メグは日曜日に教会に行ってるようだ)

 

Seem+補語と Seem to be+補語

She seems a nice girl. とも She seems to be a nice girl. はどちらも文法的に正しい。

客観的な事柄や確実性の高い事柄について言う場合は Seems to be 補語 が好まれ、主観性が高ければ Seem+補語が好まれる。

She seems a nice girl.(彼女がいい子らしい [と話し手が主観的に判断している])

She seems to be a nice girl.(彼女がいい子らしい[というのはみんな知ってる周知の事実だ])

というニュアンスになる。

 

 

こういう些細な言葉遣いのニュアンスをくみ取れるようになってくると楽しくなってきますね。