どうしてぼくはこんなところに

冷静と情熱の間で彷徨う人の雑記ブログ

リスキリングとはなんたるかを見た

 

ぼくはぶっ飛んだ人の話を聞いたり本を読むのが好きだ。ぶっ飛んだ人たちは人生のアアップダウンが激しい。生存バイアスがあり、結果論だろうけれど、細かいことを気にしていないような気がする。自分がいかに小さいことで悩んでいるかを思い知らされるスケールの大きさがある。

この本もそのひとつ。

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データ分析のため、統計の勉強を基礎から順番に始めます!

 

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世の中の話題が基本的に例のウイルスばかりで、いやでもデータが目につきます。しかし、せっかくのグラフも恣意的に情報がピックアップされたり、これは何のデータですか、サンプル数少なすぎませんか的な、リテラシーが問われるものが多いです。

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ほんの少しの間交わった人生の物語「場所はいつも旅先だった」

 

場所はいつも旅先だった (集英社文庫)

場所はいつも旅先だった (集英社文庫)

 

 著者の松浦弥太郎さんのことは恥ずかしながらこれっぽっちも知らない。文字列は見たことある。その程度。たぶん、村上春樹さんと同じ括りのカルチャー系の人なんだろうなと思っていた。

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PRとかマーケティングのイメージ湧く!ミステリーマンガ「虚構推理」がおもしろい!

 

虚構推理(1) (月刊少年マガジンコミックス)

虚構推理(1) (月刊少年マガジンコミックス)

 

このマンガとてもおもしろい。ハマりそう。第1章の事件完結まで(1~6巻)とりあえず一気に買ってしまった。こういうのありそうでなかったなぁ。何がおもしろいかというと、広く出回ってしまったデマをロジックで練り上げたデマで無効化していくゲームなんですね。

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[読書]初めて探偵小説を読んでドキドキした!臨場感が半端ない!ジョー・イデ「IQ」

 

IQ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

IQ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

 次世代のシャーロック・ホームズだと話題の本。まるで映画を観ているような読書体験だった。読んでてハラハラドキドキして「やばい、やばい、どうなるの!?」って気になってページをめくるのがやめられないから、ほかのことが手に付かないっていう迷惑な本だった(褒めてます)。

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2018年、今年読んだおすすめ本ー経済編ー

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書評ブログを名乗っておきながら、ぜんぜん本の紹介をしてなかった。ぜんぜん本を読めていないというわけではなくて、ただブログにアップにしてなかっただけ。今年は経済と実務系の本が多かった。小説もいくらか読んだし、いつも通りかな。でも、バイオ系の本はあまり読んでいないかもしれない。

年末ということで、今年読んだ本の中から良かったものを紹介しようと思う。多くなりそうなので今回の記事では経済というくくりで4冊。

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歴史の面白さって、小さな手掛かりからいろいろ推理できることじゃないの?

 

全世界史 上巻 (新潮文庫)

全世界史 上巻 (新潮文庫)

 
全世界史 下巻 (新潮文庫)

全世界史 下巻 (新潮文庫)

 

 最近知り合った友達と話しているとき「chadさん歴史の本とかたまに読んでますけど、歴史って何がおもしろいんですか?」と聞かれた。その彼曰く、「何年に何が起こったとかだけだし、面白さが…」という。

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