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PRとかマーケティングのイメージ湧く!ミステリーマンガ「虚構推理」がおもしろい!

 

虚構推理(1) (月刊少年マガジンコミックス)

虚構推理(1) (月刊少年マガジンコミックス)

 

このマンガとてもおもしろい。ハマりそう。第1章の事件完結まで(1~6巻)とりあえず一気に買ってしまった。こういうのありそうでなかったなぁ。何がおもしろいかというと、広く出回ってしまったデマをロジックで練り上げたデマで無効化していくゲームなんですね。

 ストーリー的にはお化けも妖怪もでてくるしで、設定からファンタジーなんだけど、ミステリーとしては上述の通り論理的にデマが生まれる余地をつぶしていくロジカルな話なので、問題を解決していく考え方がとてもおもしろいですね。

 

例えば、古い話であれだけれど口裂け女の話ってあるじゃないですか。

ぼくが小学校低学年くらいのときはまだそれなりに効力があったような気がします。(小学校低学年には効力があるのかもしれません…)

 

現実には口裂け女なんて(少なくとも科学的には)いないので完全にデマです。

けれど信じる人が増えれば、どこからともなく昨日〇〇でたらしいよ、なんて噂がでてきます。いろんな尾ひれもついてくるかもしれません。

そこから、マスクをした女性が夕方歩いていると石を投げられる事件が増えたとします。実害が出始めたケースですね。

こうなってくると、ただの怪談として楽しめなくなってなんとかその噂(デマ)をなくさないといけなくなってくるじゃないですか。

そんなものはいないとみんなが信じないといけないわけです。

じゃないと誰かがまたケガするから。

 

もともとウソですし、いない証拠を出すなんてできないんですよね、悪魔の証明というやつです。

そこで、なんでみんなはデマを信じているんだろうと情報を集めるわけですね、徹底的に。そして分析して、デマを信じている要因を1つ1つ論理でつぶしていく。その論理もほんとのことでなくてよいです。みんなが信じられる程度に筋が通っていれば良いのです。

それでも1発で「そうなのか!俺が間違ってた!」とはなりません。まず批判がとんできます、多くの場合。

なので、デマに対抗する論理(デマ)は批判に耐えうるだけのロジックを備えていなければならないわけです。しっかり練られていなければならない。単なる思い付きではいけない。

おもしろくないですか?

デマとデマを戦わせる知能ゲームって。

 

ぼくこういう推理ゲーム的なのは結構好きなんですよね。

 

それに加えて、こういう無から有をつくるみたいなことって、仕事でもあるんですよね。特にマーケティングとかで。

 

仕事で自分でブランディングして商品を売っていくみたいなことって稀じゃないですか、正直。

既に存在しているものをなんとかして売ってくれ!って依頼が入るものだと思うんですね、現実はその方が多いと思うんですよ。良い商品なんだけど、売れてないんです、なんとかなりませんかって。良くある話じゃないですか。

 

そういうとき、視点を変えたりストーリーを発掘したりと、あの手この手を駆使するわけじゃないですか。ウソはご法度ですけど似てますよね。始まりはクリエイティブでも論理的に組み上げていく過程が。

 

ぼくは危機管理の仕事はやったことないのでわからないですけど、デマが流れたときの火消しもこんな感じなのかなぁと思ったりしました。

 

というわけで、実はアクション要素多いですし、恋愛要素も入ってたりとお堅いマンガではないので、間口広くお勧めです。

 

 

虚構推理 コミック 1-9巻セット

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虚構推理 (講談社文庫)

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 小説が原作なので、小説の方が良い方はこちら。