どうしてぼくはこんなところに

冷静と情熱の間で彷徨う人の雑記ブログ

ぼくのかんがえたさいきょうの国際協力キャリア

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NGOに籍を置いていたり、国際協力系の勉強会に参加しているとたまに「新卒で青年海外協力隊行きたいと思うんですがどう思いますか?」みたいな質問を受ける。

 

協力隊後のキャリアとか、実際に活躍できるかとかいろいろ心配してるんだろうなと思うけれど、ぼくはそんなもんどっちでもええわと思っているタイプなので、「行きたいと思ったとき(≒熱量が一番高いとき)に行けばええんやで」と答えている。

だって、実際にその人物を協力隊として採用するか否か (≒適性がありそうか) を判断するのはJICAの人間であって、自分ではないのだし、そこで拾われなかったらまた次、足りない部分を補ってリベンジすればよいだけの話だから。

(採用されるかどうかも含めて)自信がないのであればやめて就活すればよいと思う。すっごくドライな話をすると、採用されるような人は優秀な人なんだろうから、協力隊応募のために就活をしなかったからといって、どうせ採用されるんだから就活なんていう保険を考えなくても問題ないだろうし、そこそこの人だったら協力隊に採用されなかったからと言って、大企業に入るチャンスを逃したと思う必要はない(だって、どうせ内定もらえていないだろうから)。

ぼくは25歳まで定職に就かずふらふらしていたけれど、確かに中小企業ではあるけれど正社員の仕事に就けた(たぶん今は若者はもっと就職し易いと思う)。生存者バイアスではあるけれど、就活ミスったから人生終わりってわけじゃない。


ということを前提として、この秋からイギリスの大学院に進学して、引き続き国際協力キャリアを歩まんとする30歳の視点から、ぼくのかんがえたさいきょうの国際協力キャリアを披露してみようと思う。

 

 

一番国際機関に就職し易いのは?

これはぼくのかんがえた~ではなく、単に事実として、外資投資銀行外資系コンサルを経てMBAを取ってれば簡単で就職し易い。だって国際機関の仕事ってマネジメントをやることが多いから。これが王道。

 

よく言われているのは…

大学卒業→協力隊 / NGO修士 → HPC(広島平和構築人材育成センター)/ UNV→ JPO→UN

 

大卒からJPOまでの順番は変わったりするけれど、HPC/UNVじゃなくて専門調査員だったりするけれど、JPO行かない例もあるけれど、だいたいこんな感じ。もちろん民間企業も挟んでたりする。

 

JPOからの生き残りが大変だと言われてるけれど(ぼくが聞くかぎり、実際そうっぽい)、これが国立大卒や早慶上智卒みたいな高学歴以外の人にも開かれている王道コースじゃなかろうかと思う。

 

JPOの審査する外務省的にはどれだけJPO後も国際機関に生き残れるのか?という点も評価されるようなので応募前に、そういうキャリアがあれば有利なのかもしれません。組織内にコネクションがあるとされやすいのかも。

 

 

ぼくのかんがえたさいきょうの国際協力キャリア戦略

で、最近これ最強なのでは?と思ったのは、大学卒業後新卒で在外公館派遣員で2年、協力隊で2年、世界銀行奨学金アメリカ大学院2年、これで30歳前後なので、JPO5回くらいチャレンジできるし、なんでもできるんじゃないかな、ぴかぴか履歴書なんじゃない?

 

なんで在外公館派遣員かというと、世界銀行奨学金を獲得するため。「途上国経験3年」が応募に必要なのでそのための経験を手っ取り早く得るための手段。

 

世界銀行奨学金の日本人枠、競争が高くなくて定員割れしてたりする。激ゆる。その途上国での勤務経験3年のハードルが思ったより高いんですよね。協力隊に参加しても2年で1年足りないので。

 

それに世界銀行奨学金って、世界銀行から出資されてるわけだから、国際機関に就職できる率って高いんじゃないか、少なくとも加点対象になろうと思う。さいきょうなんじゃないかと思う。心から。

 

キャリアに正解はない

ぼくは自費でイギリスの大学院に行こうとしてるけど、しんどい。だいたい600万円くらい。これ、実家暮らしならともかく、ぼくみたいに田舎から都会にでて一人暮らししてる人にはなかなかハード。

 

誰だって、公庫から450万円要件当てはまれば借りれますが、借りたら返さないといけない。毎月3万円くらい払わないといけない。これを安いと見るか高いと見るかは、それぞれだろうけれど、院卒後に国際機関就職を狙ってたりするなら、競争激しくかつ数年の契約を積み上げてく業界だから就職の保証はないし、獲得できてもまた数年後に厳しい競争にさらされるわけだから、リスクは少ない方が良い(≒借金はない方が良い)。

 

けど、そもそも借りないとそこに挑戦できないわけだから、奨学金獲得できず、自費(親からの出資含む)で賄えないなら、借りるしかない。選択肢がない。その公庫からで足りないなら、銀行の学資ローンも使うことなるかなと思うけど、金利は公庫より上がる。

 

話はそれたけれど、ぼくは25歳まで定職に就かず、のちメーカーで営業職して、NGO海外駐在して、今。開発とビジネスに興味があって、雇用創出、起業支援、金融包摂みたいなことに関心がある。ぼくはいろいろ遠回りしているけれど、そのぶんいろんなことを経験してきたし、見てきた。

 

その経験がNGOで活きた。十分通用すると思った。ぼくみたいな地方私大出身でも。斜陽産業の中小企業のサラリーマンに過ぎなかったぼくでも。

 

もちろん、まだこれは仮説に過ぎないし、イギリスの大学院に合格したといっても、あんなの、正直だれでも名前書いて出せば受かると思ってる。まだ検証中だけれど、王道じゃないからダメとかそんなことはないと思う。

 

ぼくはこれまで何人も国際機関であったり国際NGOの人と会ってきたけれど、みんなそれぞれにバックグランドは多様で、いろんな人(専門性持った人)がいるんだな、いろんなルートがあるんだなと思った。

 

何が言いたいかというと、キャリアに正解はない。自分がその時々で納得した選択をしたか、できたか、が大事だし、バッタの書評でも書いたけれど、

 

www.chadyukio.com

 

自分の人生をひとつの物語として語ることができる人は強いと思う。

 

 

まとめと妄想

これまで過去5年ほどで見聞きしてきたことと、ぼくのかんがえたさいきょうのきゃりあーみたいなこと、ぼくの例を書いてきたけれど、話半分くらいで読んでくれれば良いと思う。だって、国際協力業界として求められる人材のことはよく知らないけれど、国際機関で求められる人は結構数年で変わったりする。

 

それは開発が進んで、求められる専門性の種類が変わったりもそうだろうし、そのときどきの流行りであったり、国際機関の予算が確保しやすい分野みたいなのがあるから。

 

タイトルで「ぼくのかんがえたさいきょうの…」としているのも現実を知らない妄想だぜ?って意味合いが強いけど、このルート良さげにぼくには見えるよって趣旨だから。