この夏、唐突に火山に行きたいと思ったぼくはインドネシアの友人に連絡してすぐ、ジャワ島に飛んだ。ちょうど、環太平洋の火山が次々と噴火している時期で、このタイミングを逃すともう無理かもしれないと感じたのだ。
旅のアレンジは全部その友人に丸投げして、とりあえず目玉はイジェンのブルーファイア(参考記事:インドネシアでブルーファイア(青い炎)が見たくて若者はイジェンを目指す - どうしてぼくはこんなところに)に設定して、日程に余裕があるからバリからのイジェンツアーではなく、ジョグジャからのブロモ山・イジェンツアーという2つの山、火山に登るツアーを組んだ。
ジョグジャから列車に揺られ、車に揺られること12時間以上、麓の村に夜10時ごろに着いた頃にはヘロヘロだった。翌朝4時、日の出前に集合してジープで山を駆け上がった。
全く期待していなかったのだけれど、満天の星空に絶景で最高だった。スケールが大きすぎて現実感がなかった。それくらい感動した。
上から星空と朝日を拝み、いざカルデラの中へ。
このカルデラめちゃくちゃ広い。ジープで散々疾走しても中心は見えない。
あまりに広すぎるんで、馬が行き交っていたりする。
どこの砂漠かと思う景色で、全然ジャングル、湿気!のインドネシア感がなかった。
感動した。
正直、メインはイジェンのブルーファイアと事前に思っていて、ブロモは期待全然してなかったんだけれど、その良い裏切り感を差っ引いても最高だった。
インドネシアは今回2回目で、初回はボロブドゥール、ブランナバン等の遺跡中心に周ったんだけれど、インドの時にも思ったんだけれど、遺跡ってすぐ飽きる。いくら時代が異なるとか文化がーとか言われても、よほど思い入れがない限り飽きる。
けど、こういう自然は全然飽きないどころか、毎度良い意味で裏切られっぱなし。
いやぁ、ほんとに感動した。
インドネシア、侮れない。
関連記事はこちら
別の記事でツアーの詳細、価格含めて紹介します。