どうしてぼくはこんなところに

されば銘記せよ!人の命は短く、その住まう処は地の狭き片隅なり

学歴そこそこの学生の就活戦略。大手や大企業以外からでもキャリアはつくれる!

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街中で初々しいスーツを着た若者をちらちら見かける季節になってきた。たぶん就活生なんだろうと思う。

就活といえば、外資系金融機関だコンサルだ、大手商社への就職の仕方だなんだという就活ノウハウがネットによく出回るものだけれど、はっきりいって大半の人には縁のない話だと思う。

 (あとスタートアップ云々もよく聞くけれど、フリーランスだとかインターンをやってたとかでない限り、あまり意味ないと思う)

それで、ぼくはというと、関西の甲南大学出身と、まあそこそこの大学。就職先もそこそこのところが大学のパンフレットに並んでいたように思う。

学生も大半はそこそこの人生で良いっていう人が多いんだけれど、なかには野心的な人もいると思うから、プログラミングができなくたって、学歴そこそこでもハイクラスのキャリアは作れるんだよというのを、ぼくという卑近な例で紹介しておこうと思う。

 

詳細は省くけれど、ぼくは学生当時就活はしなかった。25歳までぷー太郎。

なんとかなるかと思っていたけれどなんともならなかったから、しぶしぶ東京の中小企業で働き始めたという、完全に落ちこぼれなんだけど、いまアラサーで結構良い思いをしている。どんなに遅くても7時過ぎには家に着いてるし(普段は6時過ぎ)、回らない寿司屋や高い焼肉屋に連れてってもらったり、定期的に台湾出張という名の旅行に行けたり…。

給料はそこそこだけれど、ぼくはそれなりに満足している。

先輩の羽振りを見てても給料はあまり期待できないなぁと思っていたのだけど、その給料も改善の兆しが見えてきた。最近なんと欧米人のヘッドハンターから連絡がきたのだ。どこにも登録してないし、目立った成果もあげていないからびっくりしたんだけれど、誰かからの推薦のようだ。

具体的なポストがあるから引き抜きではなかったのだけど、赤坂見附の彼らのオフィスで英語で簡単な面接をするなんて、それまでのぼくの人生からすると想像できないことだったし、なんだかドラマのようで現実感がなかった。

ヘッドハンターとの面接の後は、こんな感じで具体的案件の連絡がきて興味の有無を聞いてくる。

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ぼくは、今年はまずは留学にチャレンジしたいと思っているから、現時点では転職に興味はないんだけれど、給料が倍とかならかなり揺れると思う。この案件も給料はいまよりはるかに良い。うれしい悩みだ。 

ぼくは思うんだけれど、ヘタに大企業とかに入って、キャリアアップの難しい事務方に回されたり、ジョブローテーションでどれも過不足なく経験したけど専門がない会社と心中するしかない、というよりも、特定分野特化の中小とかで、とりあえずオールラウンドプレーヤーとして専門性つけつつ、いろいろやって自分の得意なこと、好きなことを探しつつ、経験を積むというのはかなり良いのではないかと思う。

転職でキャリアアップを狙えるし。

ぼくは実際そうしようとしている。今でもぼくのポジション的に違うなと思う仕事は一切してない。(※ポジションを意識した働き方は別の機会に書こうと思う。)

 

と、冴えないはずのぼくの人生でこういうことが起こっているんだけれど、そもそもぷー太郎=ノースキルから中小に就職ってどうやったの?なんで経験薄いのにヘッドハンターから連絡くるわけ?など疑問が多いだろうから、少し説明しようと思う。

ぼくは就活したことないから、世間的には社会人未経験=マナーよく知らない。

それなのになんで就職できたかというと、完全に人手不足だから。これに尽きる。たぶん20代で愛想が悪くなければ誰でも採ってたと思う。ここはラッキー。時代に助けられた。

実際、ぼくがやったことといえばアデコに登録して履歴書書いて丸投げ。面談で希望をざっくり伝えて、いくらか提案された中から2つほどピックアップして、採用くれたとこの早い者勝ちーって感じで、(当時はそれなりに考えたはずだけれど)1週間後くらいに面談を組んでくれた会社で今働いている。

 

 

ヘッドハンターから連絡が来たのも、ぼくの能力云々というより、たまたまだろうと思う。ぼくの知り合いの優秀な人にそのヘッドハンターが誰か紹介してといわれて適当に答えたのがぼくだったというわけだと思う。

 

ぼくが会社で良い思いをしているのは、期せずして実力を見せつけたから。

具体的には、あるとき会社に海外から電話がかかってきて、そのとき英語できる人がぼくしかいなくて、ぼくが応対したんだけれど、そのときのぼくの英語の発音がネイティブっぽかったようで、社内がシーンとなった。

それまでは社内で英語ができることになっている人の「あいあむ…えーっと、フロム、トーキョー。いえす、いえす」みたいな典型的な昭和世代の英語に慣れきっていたようで、ぼくのようにNetflixで日常的に英語を聞き流してたような世代の英語は衝撃だったようだ(当時のTOEICの点は700点程度だったと思う)。

そのあとは、会社の人が「こいつはかなり英語ができるやつだ」と勝手に解釈してくれて海外の仕事を一手に任されるようになり、それまであまりうまくコミュニケーション取れていなかったところとそれまでよりスムーズにやり取りができるようになり…と、それも仕事できる風に解釈され、社外の人にも感謝されて、おいしいものを食べさせてもらえて…というラッキーとしか言いようのないサイクルが回っているというわけだ。

誓って言うけれど、ぼくの英語力はそんなに高くない。それでも重宝されているのは、中小企業の英語力はほんとうにお粗末だからだ。ただ少し他人より英語ができる程度でスーパースター扱いされるのはなかなか気分が良い。

全然、参考になりそうなことのないことばかり書き連ねてきたけれど、そんなもんでよいと思う。自分が選んだ会社が良いところかどうかとか完全に運だと思うから。評判は良くても自分との相性はいまいち、みたいなこともあるし、自分は激務でもOK、バリバリ働きます!みたいに最初は思っても、自分の当初との気持ちとは裏腹に激務についていけず耐えきれず辞める、みたいのはかなりある。

 

強いて言うなら、自分はラッキーな人間だと思い込むことくらいだろうか。

ある研究で、自分のことを運の良いほうだと思うと答えたグループと、運の悪い方だと答えたグループに分けてペーパーテストを行わせたそう。そのテストの問題の答えが同じページ内に含まれていて、運が良いと答えた人たちはそれを「なんてラッキーなんだ、サービス問題じゃないか」と解釈して解答したんだけれど、運が悪いと答えた人たちは「ここに答えがあるはずがない、きっとひっかけ問題で、出題者は自分たちをどれだけ単純なひっかけ問題にひっかるかテストしてるんだ」と解釈して間違った解答をしたそうだ。

これは、ぼくは物事の良い面を見ることができるかどうかだと思っていて、運が悪いと思っている人は、少しネガティブなことがあると全部だめだと解釈してしまいがちなんじゃないだろうか。

たぶん、どんな組織でも大なり小なり問題はあるだろうから完璧な会社なんてのは存在しえないと思う。完璧な絶望が存在しないようにね。

そこを飲み込んで、良い面をきちんと評価できる人っていうのがどこでもうまくやっていける人で、そういう人はたぶんきっとポジティブな雰囲気を発していて、周りにも好影響を与えてて、全体の生産性が上がって、高評価されるんだと思う。

そういう人に私はなりたい。

 

ということで、今日言いたかったことは、別に大企業から内定もらえなかったって他にも良い人生はいくらでもあるよ、ということで。