どうしてぼくはこんなところに

冷静と情熱の間で彷徨う人の雑記ブログ

少し先の未来を創造するチームラボの常設展FUTURE WORLD@シンガポール

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前回少し触れた、シンガポールの訪問のもうひとつの目的、チームラボの常設展。場所はマリーナベイサンズの近く。

 ぼくはチームラボがめちゃくちゃ好きでとりあえず見れるものは見ておきたし、体験できるものは体験しておきたいのだ。去年のDMMも今年もバイトルも行った。すごく良かった。

きっかけはたぶん情熱大陸だったろうと思う。どう表現していいかわからないんだけど、ぶっ飛んでて良い意味で衝撃的だった。ネットに上がってる記事を全部読んで、スーパーマリオのくだりの横スクロールだ、ベルサイユの遠近法だのの話に当てられてさらに傾倒していって、当時は猪子さんの喋り方も真似しようとしていたほど。

それくらい、彼の、彼らチームラボの持ってる知識なり全部を自分の中に取り入れたいと思った。

それで、去年だったか一昨年だったかのアナザースカイで猪子さんが出てて、シンガポールに常設展ができるっていうんで、これは行かねばならんねって思ったわけ。

で、はっきり感想を言ってしまうと、悪くはないけれど良いとは言えなかった。ぼくにとっては。

理由は単純で、全部日本で体験済みだったから。それに、日本で体験したものより少し規模を縮小してたものもあって、ちょっとアレだった。

それでも自分がたった今作った生物が目の前の水槽ですぐ泳ぎだすっていう体験は物凄くて、今はただの平面のペインティングだけれど、そのうち3DかARかVR で立体になるだろうし、なんならあと5年もすればゲノム編集でオリジナルのリアル生物を作成して水槽の中へ放り込む未来があるのかもしれない。さらにはそれを遠隔操作してるかも。倫理的どうとかは知らないけれど可能性として。(なんかゴキブリラジコンみたいなのあったよね)

無難にグッピーみたいなののヒレにペインティングから始まるのかな、とかそういう少し先の未来に思いを馳せることができたこの空間は、未来的でどこまでも前向きになれた。それはネガティブなニュースに接する方が圧倒的に多いぼくにはとても貴重な時間で、空間だった。

 

実はぼくのシンガポール滞在中にナショナル・ギャラリーの方でもチームラボの展示をやってて、後で知ったんだけどそっちの方はぼくはたぶん知らないもので時間の都合上いけなくて惜しいことをした。

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