どうしてぼくはこんなところに

されば銘記せよ!人の命は短く、その住まう処は地の狭き片隅なり

この人工の滝を見て都市の植物園の完成形はこれだなと思った@シンガポール

 

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先日、友だちに会いにシンガポールに行ってきた。

夜現地に着いて、2日目丸1日観光 + 友だちに会う、3日目帰国というプラン。

シンガポールはそのうち仕事で行くだろうと思ってずっとスルーしてたんだけど、いまのポジションじゃその機会がなく多少悩ましく思っていたところ、現地に友だちができ、時間もできたことで、今をときめく勢いのある国の雰囲気を味わいに行こうと弾丸旅程を組んだ。

 一言雑多な感想を最初に述べておくと、日本を観光するのと変わらない便利さ、快適さ。

この便利さというのは交通の便の良さと手段のこと。大概の国は空港からタクシーかバスで繁華街だとかホテルのある場所まで行かないといけないと思うんだけど、チャンギはMRT(電車)が繋がってて、それに安い。

ぼくの取ったホテルは初見にも関わらず空港から30分以内に到着、チェックインできた。

台湾とかでもそうだけど、公共交通機関だとかライフライン系の料金は非常に安価。

もちろん、贅沢をしようと思えばそれはそれは際限なく高価になるのだけど、巷で言われているほど物価は高くなかった。

 

それで、シンガポール観光は何するよって話なんだけど、淡路島くらい、東京23区くらいの小さな土地で観光なんて限られている。

こういう素晴らしいPR動画を事前に友だちは送ってくれたんだけど、正直そこまでシンガポールに期待してなかった。ぼくはマリーナベイサンズなんて興味ないし、もちろんマーライオンも興味ないというひねくれた人間なんだけど、行きたいところは植物園とチームラボの常設展。その2つが体験できて、友だちにも会えれば今回の旅行は100点なのだ。(そういう先入観というか期待値の低さ(?)が事前にあったもんで、こういうのを直前にもらっても、(日程的に)今更感がね…。)

 

それで、植物園(botanical garden)に行きたいんだよね、と伝えたわけだけど、友だち曰く、そこはめちゃくちゃ退屈やぞと言う。

いやいやまとめサイトなんかに載ってる、いかにもFB映えインスタ映えするフォトジェニックなのが退屈なわけないじゃないか、文化の違いかねとまで思って、よくよく話を聞いてると友だちは違う場所をイメージしているらしい。

 

それもそのはず、シンガポールで植物園(botanical garden)っていうと、シンガポール植物園という  botanic garden を連想するようなのだ。これはいわゆる落ち着いた伝統的な公園で、これはすくなくともぼくのような時間に追われがちな弾丸旅行者向けではない。

ぼくらが行くべきは、マリーナベイサンズの裏側にある、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)なのだ。

 

で、これが控えめに言ってとてもよかった。屋内空間だからたぶん、温度や湿度なんかの環境を全部コントロールしてて、滝が流てて、色んな珍しい植物が所狭しと植えられていて、それでいて魅せ方が上手くて、ちょっとした冒険感がある。

なんでも標高2,000mから低地の植物までを一気に植えちゃえってコンセプトらしく密度がすごい。実際多くの植物園がそうであるように、植物だけじゃ退屈しそうなところ、ここは全然退屈しない。エンターテイメント性がある。一切の動物なしで満足度を得られたのは演出が素晴らしいからだろう。ぼくはジュラシックパークロストワールドだかのプテラノドンだかの翼竜の巨大な檻を思い出した。

もっとゆっくりしたい、また来たいと思わせてくれるとても良い空間だった。

たぶんこういうカタチの魅せ方をする植物園はこれから増えていくんだろうな。ドバイとかアブダビとか。

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 もちろん、外の巨大なツリーも良いけどね、東南アジアだからね、野外だからね。蒸し暑いんだよね。