どうしてぼくはこんなところに

冷静と情熱の間で彷徨う人の雑記ブログ

南欧スロベニアの洞窟はまじでファンタジーのダンジョンだからとりあえず観光すべき!

それはイタリアを旅行していたときのこと。

スロベニアに良い洞窟?鍾乳洞?があるという話を聞いた。

いや、良い洞窟ってなんだよって思ったんだけど、国境を越えて聞こえる噂がショボいわけがないだろうと、ぼくはトリエステからバスでスロベニアに入った。

( 正直、それまでぼくはスロベニアがどこにあるのかも知らなかった。なんならスロヴァキアとスロベニアは同じ国で英語のカタカナ表記なのか現地語のカタカナ表記かの違いだろうと思っていた。)

 

のどかな田園風景が広がる牧歌的でハイジの雰囲気漂う落ち着いた小さな国。それがぼくのスロベニアのイメージで、はたしてほんとに『良い洞窟』なんていうのが存在するのかね、って疑問に思ってたんだけど、ほんとに良い洞窟だった。

 

ちなみにスロベニアには良い洞窟はポストイナ鍾乳洞とシュコツィアン洞窟群の2つがある。

 

ぼくが行ったのはシュコツィアン洞窟群。入り口近くはかなりショボくて正直、ポストイナにすればよかったかなと思った。

 

だけど、トンネルを抜けると不思議の国でした、みたいなそれまでの景色と一変して、ほんとファンタジー映画とかRPGの世界に入り込んでしまったような壮大な景色になる。細いトンネルの先にボコッと大きな地下空間が広がる。

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 大きいし深い。

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ほんとドラゴンでも倒しに行くのかと、ロード・オブ・ザ・リングのフロドのように指輪を捨てに行くのかとね、思わず思ってしまうすごいところだった。

 

刺激の多い現代に生きるぼくのような若者でも、素直にすごいなと感じるのだから昔の人はもちろんすごいと感じていて、太古の昔より人が住んでいたし、神聖な場所として扱われていたそうだ。

 

この洞窟の内部は見学自由というわけではなくて、ガイドが案内してくれるツアーオンリーなんだけど、入ってから90分くらいは洞窟の中だから長い。

 

ちなみにこの洞窟内を流れる川の名前はレカ川というんだけど、このレカは現地の言葉で「川」つまり、川川になる。サハラ砂漠とかチゲ鍋とかと同じだね。こういうのきっと他にもあるんだろうね。そういうワードを集めることをライフワークにしたいね。